




ニュピ(Nyepi)とは、サカ歴の第10の月、サシー・カダソーの1日目に行われる行事で、この日は外出、労働、灯火の使用、殺生などが一切禁じられ、一日静かに瞑想し世の中の平和を神に祈る日です。
このニュピの前日は月が隠れるティルム(暗月)の日で、冥界のヤマ神が大掃除をするので、悪霊プト・カロが地界を追い出され地上に這い上がってくると言われています。各家庭では鍋釜を打ちならし、家に入り込んだ悪霊を追い出し、各村々ではオゴオゴと呼ばれる鬼の張りぼてを作り村を練り歩きます。
***バリ島.comより引用***
と言うことで
昨日の夜はこの村でも40以上のオゴオゴが練り歩きました。
デンパサールや都会よりも規模は小さいですがその分観光客でもゆっくり見ることが出来ます。
オゴオゴを見た後でゲスト様は近くの大きなリゾートへ移動
今日はリゾートに缶詰めになりますが都会よりは緩めの規制なので
一日リゾートを楽しんでいるはず:笑
では、昨日ゲスト様と見に行ったオゴオゴの一部をお見せしますね。
夕方5時から村の端から出発して焼き場の近くに到着するのは大体6時半
約1時間半オゴオゴを担いで歩いてくるのですが
数十メートルでもバイクで移動するインドネシア人にはかなりの重労働みたいです。
一番乗りで来たのはかわいいオゴオゴ

ちびっ子たちのチビオゴオゴ
小学校の低学年ですね。きっと。
先生らしき人に付き添ってもらって最後まで元気に歩きました:笑

焼き場近くのクライマックスを見ることが出来たのですが
皆ほぼトランス状態
悪魔の象徴であるオゴオゴを壊すまで振り回すので
ちょっと怖いくらいの迫力です。


なかなか凝ったオゴオゴ行列もありました
次の写真のグループはオゴオゴの前に悪魔の化粧をした
女性のバリダンサーが踊りながら歩いていました。





最後に悪魔たちを焼き場に捨てたら終了です。

皆、やり遂げた顔してますね。
このオゴオゴで大暴れして翌日のニュピで平静を取り戻すという感じでしょうか。






