人気ブログランキング | 話題のタグを見る

値段交渉


今日も青空が広がるバリ島西部です。


今日は珍しく東風なのでラウン山からの灰も届かないと思って
久しぶりにブランケットや枕を干しました。

火山の灰やらコロナのウイルスやら
屋外を手放しで楽しめないもどかしさ

一昨年はそんな心配もなくて色々出かけたりしていたのが
まるで夢のようです。



先月のブログだったか・・・

ローカルゲストを取り入れるために宿泊アプリデビューしたって書きましたが

当たり前ですがデビューしたからってゲストは来ません:苦笑


ただ、直接飛び込みゲストや問い合わせが入るようになりました。


アプリでは今、通常時の半額以下の値段で450,000ルピア

直接問い合わせではそれよりも安い値段で値切ってきます。



今はヘリにすべてを任せているのですが

もう少し安くなりませんかと言われて

ヘリが 「じゃあ・・400,000ルピア」

と言ったら

ゲストが「300,000ルピア。でも、2泊する」

と言ったらしく
それで手を打ったらしい。


値段交渉的にはもう一声

「350,000ルピア」とヘリが言うべきだった気も・・・

多分ゲストももう一声言われると思っていたと思う。




ヘリ普段から値段交渉あまりしないんですよね・・・・


マーケットに行っても値段交渉は大体私

たとえば・・・

1)100,000ルピアとお店の人に言われたら

2)ダメと解っているくらいの価格で値切って30,000ルピアと言ってみる

3)お店の人が70,000ルピアじゃないとダメと言う

4)そしたら2枚買うから一枚50,000にして
     ↓
     落札

・・・と言う流れが普通な感じ

(もっと値切っちゃうこともあるけど:苦笑)


ヘリは 2)位のことろで落札させちゃった訳です。



「あまり値切ると可哀想だよ」

と、ヘリは言うのだけど

売る方も値切られるの前提で値段を言ってきますから
買う方も値切らないと損をします。

大げさに言うと最初80,000ルピアのパレオが
最後は13,000ルピアで落札できるくらい(これはやり過ぎた感あり:汗)
多めに言ってきますからね。
お金持ちならそれで買ってくれるだろうし
売る方は高く言っておかないと逆に損しちゃう

それがインドネシア



話が外にそれちゃいました:汗



300,000ルピアで一組お泊りになるのが決まったとたんに

もう一組電話で問い合わせがあり


オタクのホテルはいくら?

と聞かれて

300,000ルピア

と答えたヘリ

(多分、前の一件の料金をそのまま言ったのだと思う)


部屋の写真見せてよ


と言われて写真を送る



あちらからの返信が


「1泊150,000ルピアにして3部屋かりるから」


(ま、そうなるよね。もとが300,000ルピアだから)


この返信にヘリは放心状態

うちの部屋はロスメンじゃない。
でも、3部屋だからいいかな?

と言うので

今、部屋が出来てないから休日出勤のハウスキーピングを出勤させて
朝食も出して電気代、水代、リネン代・・・元が取れるならいいんじゃない?

と、あくまでもヘリに考えさせたら


やっぱり労力に見合わないから駄目


・・・で、終了。



電話を切った後に反省会

最初に定価を300,000ルピアと伝えたのがヘリの間違え。
多分、先に決まったゲストの料金をそのまま伝えたんだと思うけど
ゲストは値切る気満々なんだから理想の値段より高く言わないとダメ。

そして150,000ルピアと言われた後にもう一声250,000ルピアと言わなかったのも間違え
値切ってもダメって言われると思って安い値段を言ってきているから。

だから最初の一件目もきっと350,000ルピアでも本当は払ってもらえたと思うよ。



値段交渉に慣れているローカルゲストに
値段交渉をしたことの無いヘリが対応するんだから仕方がないんだけど・・・


まあ、こうやって少しづつヘリもマネージメントや交渉を勉強してもらわないとね

(・・交渉は日本人ゲストにはあまり必要なくてローカル向けだけど)


ゲストが日本人だから自分にはマーケティングもマネージメントも出来ないって
私に丸投げでしたけど
これからしばらくは頑張ってもらおうと思います。

お金を稼ぐことも今は大事だけど
ヘリやスタッフ達の勉強のためにもローカルゲストは良いかもしれない。

コロナの間だけね。



日本人ゲストの良さが身に染みるだろうなあ・・・笑



*今まで問い合わせがあったのはこの2件だけです。
 また問い合わせ来るかなあ・・・汗





今日の写真は・・・・



キッチンスタッフのミミン



値段交渉_c0211615_15281704.jpg
無性にぜんざいが食べたくなったので

ゲストのおやつにも出しているインドネシアのコラックを作ってもらいました。


キッチンスタッフの中では一番新しいミミンですが

彼女もサリダイブ歴は5年目

入った頃はなんともそっけない女の子でしたが

今はとっても気が利くいいスタッフになりました。

お料理の味付けがとても上手だと言うのが
コロナのローテーション出勤(一人づつ出勤)で判明

いつもは先輩が味付けしちゃうし彼女はアシスタントばかりだったのでわかりませんでした。

そうやって考えるとこの状況も捨てたもんじゃないね。





バリ島西部 Sari Dive & Cottage


by sari_dive | 2021-02-19 15:59 | コロナの間のお仕事 | Comments(0)