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お給料日


今日は早朝ちょっとだけ小雨が降りました。

地面は一瞬濡れたけど・・・すぐに乾くくらい。

もうちょっと降らないかなあ・・・。



この周辺のリゾート(いや、バリ中同じかな)では

2月のお給料から50%のお給料だったり
5つ星リゾートがスタッフ解雇をしたり
小さなリゾートも仕事なし=給料無し

という厳しい状況

私が前に働いていたジャーマン系ダイビングショップも
1カ月で4日間勤務給料Rp. 500,000
という条件になったらしい。

他の小さなダイブショップより
給料無しより4日間でRp.500,000ももらえるならばいいじゃないかって思うんですけど

知り合いのガイドはこんなのは嫌だって辞めたらしい

どうするあてもないらしいので
正直、彼の考えていることはわからん

ごねたらどうにかなると思っているのかな?


要は真剣にはまだ困ってはいないってことなのかもなあ


この辺りは無職の人が多いけど皆家を持っているし
魚採って、その辺になっているパパイヤとって
困ったら誰かに米やトウモロコシを分けてもらう
薪があれば米も炊けるし魚も焼ける
灯りもとれる

なんというか・・・

まだ古き良きバリ?が残っている。
贅沢をしなければ生きていける環境がある。



多分お金に困っているのは銀行にお金を借りている面々

うちの子達も多分、バイクを買ったりしているので
ローンが残っているんじゃないかな:汗

ローンが滞ると担保の家などをとられてしまうらしいのですが
この状況なら政府が動いてどうにかなるんじゃないか・・・と思うのは甘いのかな。


今日はスタッフ達が待ちに待った給料日

今月は大木切りの毎日ですごく皆頑張ってくれたので
15日間勤務ですが100%のお給料が出ます。

サリダイブでは今月まで100%のお給料を約束しています。

しかし、ここまで先が見えないと・・・
来月からは少しやり方を考えなければいけないですね


彼らはサリダイブにとってとても大切な家族のようなスタッフ達
解雇は全く考えていません。私は。
こんなにいい子達手放す気なんて全然ないです。

私たちが貯金を切り崩して彼らの生活を守ることは
全然構わないし当たり前って思っているんですが

コロナが終わるまでどうにか彼らの生活が続けられるように
私たちのお金の出し方を少し調整したり工夫しなくちゃと・・

彼ら、昔のヘリと同じでお金をキープしておくって事知りませんから。


ヘリなんか車一台売るか?

なんて言っていますが、ゲストが来始めたら不都合だし

それは最後の最後・・・って言うか今時買うやつもいないと思う:苦笑


まあ、サリダイブ始めた頃を考えたら・・
借金だらけで住む家もなく
頼れる人も、もちろんスタッフも居なかった
シャワーも水、ガスも無くて料理らしい料理も出来ない
ヘルニアになっても病院にも行けず
やっと治ってこれからって時に
日本で津波があってゲストが来なくなったり・・・

缶コーラ一本買うにもためらう位お金に困ってましたけど

どうにかなりましたから:笑


そう思えば
今は家もある、頼れるスタッフもいる
燃費の良い車もあるし
病気も無くて健康
何しろ借金がない!

こんな気楽なことはありません。

どうしてもお金がなければ

初心に戻って

宿泊バウチャーを売ればいい!

あの時は建物がなくて信用だけで買ってもらったけど
今はちゃんとしたコテージがあるしリゾートとしての実績もありますから
買ってくれるゲスト様に心配をかけることもないです。

その時が来てしまいましたら宜しくお願い致します。

(まだ大丈夫です:笑)



とりあえず

皆が大木を切り倒して開拓した土地を利用して
(サリダイブの敷地内)

農作物が出来ないか試してみるつもりです。
土質が悪いので(水かも知れない:涙)苦労しそうです。

しかも結構広いから大変そうだ:汗


でもこれが本来のバリの生活なんでしょうね。



さあ、頑張るぞー!!






今日の水中写真は・・・・



やる気満々な背びれちゃん



お給料日_c0211615_14533118.jpg

オオゴチョウイソハゼ SP.


今頃この子達どうしているのかな

ダイバーが来ないから伸び伸びしているんでしょうね:笑




コロナでみんな本来の姿に戻っていく気がします・・


バリ島西部 Sari Dive & Cottage



by sari_dive | 2020-04-30 15:19 | Sariメーキング話 | Comments(0)