先週の出来事
まずは今日の水中写真
三角形のお顔
クロスジギンポ
普通のギンポよりも大きめなのでなぜだかちょっと得した気分になるギンポ
・・・そう感じるのは私だけかな??
先週の出来事をそろそろ報告しようと思います。
いろんなことが一気に起こり過ぎて
ほぼパニック状態の週でした。
顔のかゆみが治まって体重を測ったらなんと3㎏も減っていた:汗
やっぱり結構大変だったんだなあ・・・
昨日今日とちゃんと500gづつ戻って来てますけどね:苦笑
始まりは先々週にコマンが結膜炎になったことから。
1週間経ってもなかなか治らず
ガイドはヘリとアルタナ(ガイド研修生)しかいない状態
ゲストがいるにもかかわらず
ヘリが税務署に呼び出されてしまいアルタナが突然シングルデビュー。
(今から考えるとこれが彼にはショックだったのかもしれない。
辞めたいって思った日が11月20日だって言ってたのでまさにこの後の日:苦笑)
スノーケリングで彼の様子を見ると
意外とガイドセンスもあるしゲストにも人気がある。
立ち振る舞いも安定していてもう一人立ちできそうだと安心した
そして、コマンが復活
「これでガイドが3人になってマクロダイブのサリダイブもしばらく安泰だね!」
と
ここ数年で一番気分が安らかになったのを覚えています。
その直後
次々と悪夢が始まりました。
まさに天国から地獄でした。
1)ゲスト様7名のうち3名が食あたり(熱無し)
2)減圧症発症でゲスト様がチェックイン
3)ゲストが入れ替わり7名のゲストのうち3名が食中毒(熱あり)発症
その翌日?もう一名遅れて発症
4)アルタナ(新人ガイド)の急な退職
これがたった7日間の間に起こりました。
一応、食あたりに関して弁解しておくと
これだけ複数のゲスト様が一度に食あたりになったのはサリダイブ創設以来9年間で初めてのことです。
(単発でお腹がゆるくなる方や、ゲスト様ご自身で持ち込みの刺身でお腹を壊したことがありますが)
私自身の食中毒経験は
マブールで働いていた際にアメーバ赤痢を数回経験済み
激しい痛みと下痢、嘔吐で便器を抱えながら一晩過ごしたことがあります:汗
また、何度かあったマブールでのアメーバ赤痢集団発生の際に
ゲストを島から病院まで搬送する大役を勤めさせて頂いたことがあります。
バリでは・・・
海外ではバリでの在住が一番長くなりましたが
今の時点で思い出せるのは・・・
ゲスト様が持ち込んだ刺身にあたったこと?くらいです。
この時は特に下痢と言う訳ではなくて熱の方がひどかったけど。
この時は特に下痢と言う訳ではなくて熱の方がひどかったけど。
そして
減圧症に関しては
すでに8回経験
そのうちの3回はバリ島での発症です。
バリ島での減圧症の処置の流れについてはよくわかっているつもりです。
今回はいろいろ重なりましたが
これまでの自分自身のの経験があったからこそ
ゲスト様に思いつく限りの精一杯のケアができたように思えます。
(もっと良い方法はあったかもしれないけど)
こう言ったことをブログに載せるのは
ダイビングセンター&宿泊所を営む者としてタブーなのだと思いますが
有ったことを無かったことにして「無事故が自慢!」なんて嘘をつきたくないし
臭いものに蓋をして涼しい顔をするなんてできない性格なので・・・
自分を戒める意味も含めて
報告としてブログに書くことに決めました。
勘違いしてほしくないのは
起こったことをどうにか正当化したいから書くのではないです。
食中毒は絶対に起こらないことが一番だし起こらないようにこれからもっと確認事項を増やして努力します。
サリダイブで起きた出来事をシェアすることで
もし起こってしまったらこういう問題が出て来るということを
これからバリに来る皆さんに知って頂き役立てて頂ければという思いで書くということです。
日本よりバリの方が人間もばい菌も生命力にあふれているため
食あたりにかかる日本人観光客の方は結構いるんじゃないかと思います。
問題は食あたりになることだけではなく
なってしまった時の緊急時の対応に「日本ではこうだよね」と日本の常識を持ち込む方が多く
インドネシアの病院の対応に戸惑い、下手すると治療が間に合わない場合も出て来ることもあるということです。
そこを前もって知っておいてほしいのです。
最後にしつこいですが
皆が皆バリに来て食事をすると食あたりになる訳ではないです。
サリダイブでも9年目にして初めての出来事ですから。
エキサイトブログの文字制限を超えてしまいそうなので
次のブログから報告を始めたいと思います。
ちなみに・・ブログに書くことはゲスト様に了承を頂いております。
(う~ん・・もしかしたら1人くらい了承もらうの忘れたかも:汗)
☆
by sari_dive
| 2018-12-06 23:05
| Sariメーキング話
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