チェックは大切
まずは今日の水中写真
背景がケヤリシリーズ:笑
ヤノウキホシハゼ・・・かな?
こっちを向いていてとってもかわいいですよね。
そして
ちょうど真ん中!
ベラの仲間のYgでしょうね・・
ケヤリに食べられている感じがしなくもない??
こんなところに居てもケヤリが閉じないのはほんと・・不思議。
さて、話は変わって
エアアジアのレポートだったので
昨日のブログにはふれなかったのですが
今日は私にとって大仕事!?だったイミグレでのアクシデント(と言って良いのか?)を書きます。
インドネシアに遊びでいらっしゃるゲスト様にももしかしたらあり得る話なので
私の経験を加えて書きたいと思います。
先日、バリ島に戻ってきた際に
入国手続きでちょっとしたミスがありました。
私は昔からビザなどを自分で手配しながらインドネシアで仕事をしていたので
イミグレ&ビザ手配では結構痛い目にあっています。
(マレーシアの時はリゾートがやってくれてましたがそれでも苦労した:汗)
なので、多分他の人よりもかなりセンシティブかもしれません。
その辺を少し多めに見ながらこれを読んでください。
先日の入国審査
私はKITAS(在住許可)を持っているので
皆さんが並ぶレーンではなくほとんど誰も並んでいない
インドネシア人が並ぶレーンで入国手続きをしました。
イミグレーションスタッフにパスポートとKITASを渡すと
いつもだといろいろ質問されたりごねられたり時間がかかるのに
ちょっと下を向いて何かをした後すぐにスタンプを押して
「OK」
とパスポートを返してくれました。
結構身構えていたのになんか拍子抜け~!
・・・とちょっとハッピーな気分になり
いつもだとスタンプと日付をしっかり確認するのですが
こんなにすんなりだし老眼鏡出してまで確認しなくて大丈夫だろうと油断して
スタンプが押してあることだけを確認して終了
それが甘かった:涙
帰途について半分くらい来た時に
なんとなくパスポートを確認すると・・・・
な!?ナニコレ!?
なんと私の入国日は 2018年6月26日:汗
来年になっている:汗
どう考えてもイミグレのミスですし
常識的に間違えも明らかだしあちらが見つけた時点で訂正してくれそうなもんですが
結構そうじゃないのがインドネシア。
観光客なら一時的なものなので笑って済ませても
KITASを持っている私的には不都合があるとなると
ビザの更新でまたなんだかんだとイチャモンつけられそうだし
来年も同じような時期に帰国が重なったりすると
面倒なことが起こらないこともない予感
(そういう危機回避能力だけは異常に発達してます:笑)
・・・と言うのも
以前、デラワンで働いている頃
タラカンでの入国手続きの際イミグレーションスタッフに
「働いているのか?インドネシアは好きか?結婚しているのか?もう結婚しなくちゃだめじゃない?」
とひとしきり粘られた後(なかなかスタンプを押してくれない)
「たばこ代くれ」
と言われ
「なんで?必要ないと思う。じゃあ、お金をあげるから領収書くれ」
・・・と言う押し問答がしばらくつつき
最後に
イミグレーションスタッフが
「チっ」
と言いながら
トン、トンをスタンプを押す音の後
パスポートを渡してくれた
私も押し問答で頭に来ていたし
すぐにそこから出たくてパスポートの中身を確認しないままリゾートへ
結局次の帰国までパスポートを確認しませんでした。
入国はタラカンと言う場所でしたが
数か月後の出国はバリ
バリで出国手続きをしようとすると
ギッとにらまれ
「こっちへ来い」
と言って別室に連れて行かれました。
しばらく待たされて
数人が私のパスポートとともにやってきて
「いつ入国した?」
「どこから入国した?」
「不法滞在か?」
と質問攻めに合い
その時初めてあの時あのイミグレスタッフがスタンプを押す音だけさせて
押していなかったことに気が付いた
一か八か
「タラカンで入国した。その時にたばこ代をくれと言われて
かなりもめてなかなか手続してもらえなかった
顔も覚えている。そいつが押さなかったんだ」
そして同日に出国したマレーシアの出国スタンプと
その当時は入国カードがあったのでその日付があっていたのでそれを見せた
「何の仕事をしている?」
「日本のツアーエイジェントからの派遣で日本人向けのガイドをしている」
と答えると
イミグレのスタッフ同士で
ひとしきり話し合った後
「バリ島に沢山ゲストを送ってください」
と言って開放してもらえました。
当時はバリボム(バリで起こったテロ)の後で
観光客が滅茶苦茶減っていた頃
そんなことでゲストを失う方が怖かったのでしょうね。
でも、タラカンでもし出国していたら
こんなに楽には済まなかったと思います。
不幸中の幸いでした。
・・・話を戻して
そんな経験があったのでどう考えても間違えでしかないし大丈夫かなと思いながらも
やっぱり早いとこ綺麗にしておくべきかなと思いつつ
イミグレに近い知り合いに相談してみると
「昨日の今日だったらすぐに訂正してもらえるからすぐに訂正しに空港へ行くべき」
(近くのイミグレじゃないところがミソ:汗)
とのアドバイスを受け
ゲスト様と朝ごはんを食べた後
昨日運転してもらったドライバーを呼びつけ急遽空港へ
(ドライバー可哀想だった・・・汗)
知り合いに空港職員口からのイミグレへの行き方を教えてもらって
入国審査のブースへ
暇そうな入国手続きデスクの後ろから
「すみません、このスタンプの訂正をしてもらいたいのですが」
と声をかけると
「お前はいつ入国したんだ?」
「昨日。スタンプを見て!来年になっている」
「年を直せってことか?」
「そう。来年もめたくないから」
・・・と言うと、ちょっと偉そうな人が来て
「横に新しいスタンプを押せばいいか?」
と言ってオフィスに入った
すぐに済むかなと思ったけどその後20分位待たされました。
きっと入国記録やらビザやらすべてを確認したのでしょうね。
そして訂正してもらえたのがコレ
サインも入っているし多分・・・完璧。
当たり前ですが謝罪も何もないですよ。
直してもらえただけで万々歳です。
このブログを読んでいる皆さんは観光なので私ほどセンシティブになる必要はないと思いますが
入国手続きが終わったら必ずスタンプを確認する癖を付けて下さいね。
スタンプがないと不法入国を疑われたりします。
入国カードがある国の場合は入国カードも必ずチェックを(スタンプも)
そして無くさないように気を付けて下さい。
(入国カードを無くしてなかなか出国させてもらえなかったゲストを見たことがあります)
近頃はインドネシアのイミグレもだいぶ真面目になってきましたが
以前はおこずかい欲しさで結構やんちゃな奴が多かったですから
(今でもいると思います)
隙を見せないようにしましょうね。
(日本人って素直だからカモなんですよ)
その日スタンプを直してもらった後
夕食の約束をしているゲスト様のもとへまた4時間車を飛ばして帰りました。
振り返ると・・・
前日は朝4時起きで飛行機に乗り、
飛行機内は酔っぱらいに睡眠を邪魔され
4時間かけて20時半にはSari Diveに到着したものの
ゲスト様のチェックイン待ちで23時半までスタンバイ
翌朝朝焼け撮影、スタッフの顔を見た後
往復8時間かけてスタンプの訂正
ゲスト様と夕食
その後ゲスト様チェックイン待ちで23時半スタンバイ
かなりハードだったのでクタクタで
荷物も開けられないほどでした。
おかげで帰国で3㎏増えた体重がたった一日で2㎏も減りました:苦笑
ヘリも7日までお休みでいないので
しばらくは仕事もダブル:汗
日本での暴飲暴食はすぐに取り戻せそうです:笑
さあ、頑張るぞ!
老後の楽しみにブログ書いているので
今日も超長文になってしまいました:汗
最後まで読んで頂いた皆様
お付き合いありがとうございました。
☆
by sari_dive
| 2017-06-29 15:13
| 面白インドネシア
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