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自然の掟は厳しい

昨日も雨が午後から降りました。


雨が降るといろいろとまた新しい展開が:汗

(いや、展開ではなく問題なんだけど、敢えて展開としておきます)


新築のダイビングロッカーの隣のハウスキーピングルームが雨漏り:汗


天井の真ん中辺りから:汗



・・・・ありえん



2Fは展望台的になって人も歩けるくらいセメント打ってるんですけど
しかも
ちょうどそこには直接雨が当たらないように屋根まであるんだけど



・・・・ありえん



そう言えば・・・

器材水槽に水入れた時に四方から水漏れしたんだっけ?


どんだけスカスカにセメント打ってんの??



そしてそして

2Fにはロープが張ってあるんですが
それをつけているポールが倒れた。

何本も:汗


どうやら雨を含んで膨らんだことでロープが縮まってテンションかかったようです。


もう笑いしか出ない:苦笑


まあ、この方が誰も端に近寄らないのである意味十分役目を果たすんじゃないかと

(見た目はよくないけどね。)



とりあえず再び学んだ



『もう、あの大工チームに仕事は頼まない。』



これからの雨季頭が痛いなあ・・・







今日の水中写真は


昨日の続きでBabyちゃん



スパインチークアネモネフィッシュって知ってます?


自然の掟は厳しい_c0211615_12205264.jpg


白い線が3本あるちょっとだけカクレクマノミ似のクマノミなのですが
名前の通りほっぺに棘があります。

そして他のクマノミたちとは違った生態をしてます。
普通のクマノミ達はひとつのイソギンチャクに何匹もの集団で住むのですが
このクマノミだけは二匹しか住めないという生態。

先に流れ着いたものがメスになり
あとから流れ着いた小さいものがオスになります。

その次に流れ着いても一緒に住むことは出来ません。

大きくて歳をとったメスがいなくなると
オスはメスに早変わりし
新しく流れてくる小さなBabyちゃんを待ちます。
そしてタイミング良く流れ着いたBabyちゃんは住人になれてオスになります。


運良く一匹しかいない(または誰もいない)イソギンチャクにたどり着けたBabyだけが
生き残れるという生態を持ったクマノミなのです。

明らかに他のクマノミよりもシビアな生態
かなりの強運の持ち主しか生き残れません


そういう背景を知ってみると


このクマノミの強運にあやかりたいなあ~・・


なんて思うのは私だけかな?




話がそれましたが



一枚目の写真のペアを観察していたら



お?



自然の掟は厳しい_c0211615_1239529.jpg




イソギンチャクの隙間に1cm強のBabyちゃんが:汗





自然の掟は厳しい_c0211615_1242468.jpg



カクレクマノミとは違って

しっかり成魚と同じ模様のミニチュア版です。

着床?したらすぐにオスの役目を果たすためかな?






しかし・・・・・残念ながら追い出されるでしょうね。



もしかしてオスが反乱起こしてメスを追い出すとか・・・ないだろうなあ



自然の掟は厳しい



人間はかなり幸せです。
by sari_dive | 2015-12-15 12:54 | 幼魚 | Comments(0)