壁を乗り越えたかな?
まずは昨日の夕焼け

毎日雲がないスッキリ系なので同じ絵にならないようにするには・・・
と頭を悩ませております:苦笑
今日は久々に丘番なのでゆっくりブログ書きます。
昨日キッチンがローテーションになったというブログを書いたのですが
まあ、その前にいろいろあったわけです。
ローテーションにするには少なくとも3人の一人前スタッフが必要なので
3ヶ月前に新しいスタッフを研修生として入れました。
高校卒業後すぐにデンパサールに働きに出ていたらしいのですが
ご両親、都会住まいの娘が心配で心配で仕方がなく・・・
Sari Diveでキッチンスタッフの募集を出したと同時に
お父様が『うちの娘を雇って下さい。すぐに帰らせるから』
と頼まれて雇った女の子
娘さんの方も田舎住まいを希望していたのでとりあえず採用
女の子3人の職場は大変だろうと思っていましたが
どうやらイロちゃんがしっかりまとめていました。
しかし、3ヶ月の研修が終わって本採用になった途端に
羽目が外れ始めて
化粧が濃くなったり、髪の毛を結ばなかったりというのが目立つようになり
イロちゃんにこの子をコントロール出来るのかな?と心配してました。
ピークシーズンでゲスト様が多いこともあって目に余るところだけ
私が直接注意してその場を治め
基本チーフのイロちゃんに任せてたのですが
彼女なりに難しいところもあったよう
イロちゃんと面接して聞いてみると
やはり、注意しきれないところが多くて頭を悩ませていたのでした
・・・ということで
ローテーションにするシステムチェンジに伴うミーティングのタイミングで
クリアにすることにしました。
イロちゃんヤンティも、最初の頃はそうだったのだけど
まあ、世間知らずの子供なのです。
ただ、新しい子は性格的に派手でおしゃべりな分、粗が目立つのですよね。
ひとつひとつを注意しても限がないので根本的な考え方を変えるように話をしてみました。
まず、彼女が私に注意されことの中のひとつ
髪の毛を結ばなかった件で話を始めました。
なぜ髪の毛を結ばなかったの?
『サトミさんに怒られてからは結んでいる』
私に注意される前には誰にも注意されなかったの?
『注意されなかった』
私の矛先はイロちゃんに変わります
(*イロちゃんとは事情聴取済みなのと、イロちゃんが言いつけたことにしないため)
イロちゃん、あなたはチーフよね。
何故彼女に注意しなかったの?あなたに彼女の研修は任せたと言ったよね?
あなたの仕事が怠慢だから彼女はこうなってしまった。
彼女は頑張っているし、大事なスタッフなのにこれでは困る!
かなり真剣な顔でイロちゃんを叱りつけたので新しいスタッフが涙目になっている。
イロちゃんは少し怯えながら
『注意したのだけど、昨日サトミさん怒ってなかったからと言って聞いてもらえなかった』
と答えたので
そう言ってるけどあなたは本当に注意されなかったの?
どっちが嘘つき?
と聞き直すと
ヤンティが
『私もイロが注意してるのを聞いたし、私も結ぶように言った。
・・・ほら、あの時結べって言ったらサトミさん怒らなかったら大丈夫って言ってたでしょ?』
・・・と助け舟
新人ちゃんが
『イロに言われたけど前の日にサトミさんが怒らなかったから大丈夫だと思って結ばなかった』
と白状した。
ここまで白状させればしめたもの
皆に聞いてごらん
私は普段からフタッフを怒ったりしません
特にあなたのことはイロちゃんに任せているから違反しているあなたを見ても直接教えたりしません
それはイロちゃんの仕事だから。
だから私が直接注意する時はもう我慢ができない時
私は注意を何度もしなくちゃいけないようなスタッフは嫌いです。
だから私、今、あなたのこと嫌いだよ
イロちゃんのこともピークシーズンは
あまり好きじゃなくなっちゃった
イロちゃんのことは信用してたのに困ったよ・・・悲しい気分だよ。
もうひとつ
私が怒らないからやる、怒るからやらないっていうのはおかしいでしょ
学校で先生に怒られるからやるって言っている学生みたいよね。
Sari Diveで学生をやりたいのなら私にお金を払わないとおかしいよね
あなたに一人前の給料をあげているのはプロとして認めたからなのに
自分でこれはやっちゃいけない、これはやったほうがいいと言う判断が出来ないならば
もう一度研修生になって勉強し直してもらいたい。
それに・・・
もしかしてあなたとイロとヤンティが同じレベルだって思ってる?
思っているのならあなたは無知すぎる。
彼女たちはプロとしての判断がしっかり出来る人達だから
あなたとは全然レベルが違う一人前のスタッフです
もっと目上の人を敬いなさい。
わからないところ、悪いところは教えてもらって先輩たちを見習って
はやく彼女たちと同じレベルになってく下さい。
あなたが甘えていても先輩たちはプロだから何も言わないでどうにかするけど
本当は迷惑がかかってるの
お父さんお母さんは何をしてもあなたに優しくて許してくれるそれは親だから。
でも、私や先輩はあなたのお母さんや先生じゃないってこと忘れないでね。
私が言いたいのはそれだけ
あなたは何か言いたいことある?
『ない。ごめんなさい』
あなたにも良い所がいっぱいあるのは知っている
だから今言ったことをちゃんと考えてほしい。
そしたらまたあなたのことが好きになれると思う。
と締めくくりローテ―ションシステムのミーティングをした
まあ、結構沢山の内容が入っているので
どこまで彼女が飲み込めたかはわかりませんが
今までの自分の考え方では駄目なのだと言うことは
話しぶりから十分理解ったと思います。
多分
彼女にとって真っ向から意見を言われたのは初めての経験だったと思う
すごくショックだったろうなあ・・・
この日彼女は帰るまでショボンとしていたので
明日の朝来るか来ないかが勝負だね。
とヘリと話していた
そして翌日の朝
彼女はいつもどおり一番に出勤してきた
(彼女は毎日誰よりも一番早く出勤するのです)
一人で洗い物をしていたので
『おはよう。今日も一番だね。頑張ってね!』
と声をかけると
曇っていた顔がにっこりと笑顔になって
その日一日中にこにこと明るく仕事をしていました。
彼女も壁をひとつ乗り越えたかな:笑
今日の水中写真は
オオモンカエルアンコウ

下からストロボ当てておどろおどろしく撮ってみました
(日本語・・・変?)
この子もニューポイントの子です:笑

毎日雲がないスッキリ系なので同じ絵にならないようにするには・・・
と頭を悩ませております:苦笑
今日は久々に丘番なのでゆっくりブログ書きます。
昨日キッチンがローテーションになったというブログを書いたのですが
まあ、その前にいろいろあったわけです。
ローテーションにするには少なくとも3人の一人前スタッフが必要なので
3ヶ月前に新しいスタッフを研修生として入れました。
高校卒業後すぐにデンパサールに働きに出ていたらしいのですが
ご両親、都会住まいの娘が心配で心配で仕方がなく・・・
Sari Diveでキッチンスタッフの募集を出したと同時に
お父様が『うちの娘を雇って下さい。すぐに帰らせるから』
と頼まれて雇った女の子
娘さんの方も田舎住まいを希望していたのでとりあえず採用
女の子3人の職場は大変だろうと思っていましたが
どうやらイロちゃんがしっかりまとめていました。
しかし、3ヶ月の研修が終わって本採用になった途端に
羽目が外れ始めて
化粧が濃くなったり、髪の毛を結ばなかったりというのが目立つようになり
イロちゃんにこの子をコントロール出来るのかな?と心配してました。
ピークシーズンでゲスト様が多いこともあって目に余るところだけ
私が直接注意してその場を治め
基本チーフのイロちゃんに任せてたのですが
彼女なりに難しいところもあったよう
イロちゃんと面接して聞いてみると
やはり、注意しきれないところが多くて頭を悩ませていたのでした
・・・ということで
ローテーションにするシステムチェンジに伴うミーティングのタイミングで
クリアにすることにしました。
イロちゃんヤンティも、最初の頃はそうだったのだけど
まあ、世間知らずの子供なのです。
ただ、新しい子は性格的に派手でおしゃべりな分、粗が目立つのですよね。
ひとつひとつを注意しても限がないので根本的な考え方を変えるように話をしてみました。
まず、彼女が私に注意されことの中のひとつ
髪の毛を結ばなかった件で話を始めました。
なぜ髪の毛を結ばなかったの?
『サトミさんに怒られてからは結んでいる』
私に注意される前には誰にも注意されなかったの?
『注意されなかった』
私の矛先はイロちゃんに変わります
(*イロちゃんとは事情聴取済みなのと、イロちゃんが言いつけたことにしないため)
イロちゃん、あなたはチーフよね。
何故彼女に注意しなかったの?あなたに彼女の研修は任せたと言ったよね?
あなたの仕事が怠慢だから彼女はこうなってしまった。
彼女は頑張っているし、大事なスタッフなのにこれでは困る!
かなり真剣な顔でイロちゃんを叱りつけたので新しいスタッフが涙目になっている。
イロちゃんは少し怯えながら
『注意したのだけど、昨日サトミさん怒ってなかったからと言って聞いてもらえなかった』
と答えたので
そう言ってるけどあなたは本当に注意されなかったの?
どっちが嘘つき?
と聞き直すと
ヤンティが
『私もイロが注意してるのを聞いたし、私も結ぶように言った。
・・・ほら、あの時結べって言ったらサトミさん怒らなかったら大丈夫って言ってたでしょ?』
・・・と助け舟
新人ちゃんが
『イロに言われたけど前の日にサトミさんが怒らなかったから大丈夫だと思って結ばなかった』
と白状した。
ここまで白状させればしめたもの
皆に聞いてごらん
私は普段からフタッフを怒ったりしません
特にあなたのことはイロちゃんに任せているから違反しているあなたを見ても直接教えたりしません
それはイロちゃんの仕事だから。
だから私が直接注意する時はもう我慢ができない時
私は注意を何度もしなくちゃいけないようなスタッフは嫌いです。
だから私、今、あなたのこと嫌いだよ
イロちゃんのこともピークシーズンは
あまり好きじゃなくなっちゃった
イロちゃんのことは信用してたのに困ったよ・・・悲しい気分だよ。
もうひとつ
私が怒らないからやる、怒るからやらないっていうのはおかしいでしょ
学校で先生に怒られるからやるって言っている学生みたいよね。
Sari Diveで学生をやりたいのなら私にお金を払わないとおかしいよね
あなたに一人前の給料をあげているのはプロとして認めたからなのに
自分でこれはやっちゃいけない、これはやったほうがいいと言う判断が出来ないならば
もう一度研修生になって勉強し直してもらいたい。
それに・・・
もしかしてあなたとイロとヤンティが同じレベルだって思ってる?
思っているのならあなたは無知すぎる。
彼女たちはプロとしての判断がしっかり出来る人達だから
あなたとは全然レベルが違う一人前のスタッフです
もっと目上の人を敬いなさい。
わからないところ、悪いところは教えてもらって先輩たちを見習って
はやく彼女たちと同じレベルになってく下さい。
あなたが甘えていても先輩たちはプロだから何も言わないでどうにかするけど
本当は迷惑がかかってるの
お父さんお母さんは何をしてもあなたに優しくて許してくれるそれは親だから。
でも、私や先輩はあなたのお母さんや先生じゃないってこと忘れないでね。
私が言いたいのはそれだけ
あなたは何か言いたいことある?
『ない。ごめんなさい』
あなたにも良い所がいっぱいあるのは知っている
だから今言ったことをちゃんと考えてほしい。
そしたらまたあなたのことが好きになれると思う。
と締めくくりローテ―ションシステムのミーティングをした
まあ、結構沢山の内容が入っているので
どこまで彼女が飲み込めたかはわかりませんが
今までの自分の考え方では駄目なのだと言うことは
話しぶりから十分理解ったと思います。
多分
彼女にとって真っ向から意見を言われたのは初めての経験だったと思う
すごくショックだったろうなあ・・・
この日彼女は帰るまでショボンとしていたので
明日の朝来るか来ないかが勝負だね。
とヘリと話していた
そして翌日の朝
彼女はいつもどおり一番に出勤してきた
(彼女は毎日誰よりも一番早く出勤するのです)
一人で洗い物をしていたので
『おはよう。今日も一番だね。頑張ってね!』
と声をかけると
曇っていた顔がにっこりと笑顔になって
その日一日中にこにこと明るく仕事をしていました。
彼女も壁をひとつ乗り越えたかな:笑
今日の水中写真は
オオモンカエルアンコウ

下からストロボ当てておどろおどろしく撮ってみました
(日本語・・・変?)
この子もニューポイントの子です:笑
by sari_dive
| 2015-09-11 13:59
| Sariメーキング話
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