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珊瑚の移植をして来ました

ムンジャンガンで珊瑚の移植プログラムに参加してきました。

正直、国立公園でそれってどうなのかな?
と思うのですが、国立公園も主催側らしいので
郷に入れば郷に従えです。

今回はシガラジャの大学の研究も兼ねてらしく
それに対しての冊子等も作成してましたが
観光客向けの割りにはインドネシア語で最後のアンケートまでも
インドネシア語なので正直内容はわかりませんでした。


それでも、インドネシア人の若者たちの一握りでも海への感心を抱いて
授業の一環であったとしてもこういった事に興味を持ち始めるのは好感が持てます。

珊瑚の移植はマブールで毎年やっていたし
成長記録もつけていたのでやり方などに若干改良点はあるなと思いましたが
直接伝える時間がなかったのがちょっと残念でした。



まずは国立公園のスタッフが水中でも固まるボンドを作成

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ゲストさんは用意してあった土台にあるプレートに名前などを記入します。

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その後国立公園のスタッフが集めてきた珊瑚の欠片を
ボンドを使って土台に植えつけます。

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植えつけたものは徒歩で一旦浅場に置きます。

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その後スノーケリングで置きに行きます。
国立公園のスタッフがいい場所に固定してくれます。

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うちのリックもすすんで国立公園スタッフのお手伝い
重いサンゴの土台を持って泳げない方もいらっしゃったので。
スノーケルをゲストさんに貸してしまったのでちょっと苦しそう?
いいの。いいの。それもトレーニングのうちです:笑

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いつも笑顔のリックです。



そうやって珊瑚の移植が完了です。

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ゲストが土台を持ち運ぶ負担と、後々スノーケリングで確認出来る場所ということを考えてか
満潮時に開催していたことで移植場所が浅場に限られているのがちょっと気になります。
うねりが入れば転がるでしょうし、水温の変化が激しい場所ですから
生存率もあまり良くないかもしれません。

サンゴの欠片を現地調達(スノーケリングで調達)していたのは
同じ環境の珊瑚を使うという意味では期待が持てました。


ゲストさんが

『10年後にこれを見に来るのが楽しみだ!』

・・・と言ってたので


『いや、毎年見に来るべきでしょう:笑』


と言っておきました。



冗談抜きで国立公園側もそう言ったことを踏まえてこのプログラムを開催していたはずです。


ゲストが少なく時期だったので参加者があまりいなく・・・
参加したことで開催者の方たちは大喜びで
通訳などを買って出たヘリは何故か感謝されて金一封も渡されました。

なんだかその辺りがよくわからないプログラムでした。


今日もムンジャンガンなので早速見に行きます:笑
by sari_dive | 2013-11-17 07:57 | ムンジャンガン | Comments(0)