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堪忍袋が~汗

ブログを書こうにも書けませんでした。
と言うのも・・
ヘリ君の堪忍袋がとうとう切れてしまった:汗

お隣の敷地で養殖場の建物の工事をしているのですが
これが7時前から始まる。
ゲストが居るのでどうにか8時スタートにしてくれないかと
ヘリはボスに数日前連絡して承諾を得ていた。
それなのに毎日早朝から木をたたく音、電気のこぎりの音が
止まる気配がないのでヘリが8時と言う話になっているはずだが・・
と交渉に行くと
『俺たちは仕事しているんだ!それじゃ仕事が進まない!
 俺達の仕事の邪魔をするなら上の道、お前のとこのスタッフに通させないぞ!』
・・・とワーカーたちが逆にヘリを怒鳴りつけたのだそうだ。

いつも道の問題で他にも使う人が居るから
絶対に閉鎖はしないと我慢を重ねていたヘリ君
とうとうぶち切れてしまい・・
この辺りで唯一のビーチへの道(うちの敷地の道)を
あっという間に閉鎖してしまった:汗

これにはそこのワーカーや村中の人がびっくり
何をしても穏やかなヘリが一転して
『一人たりとも俺の土地に通すな!』とセキュリティに命令し
柵をつけ、その道を閉鎖してしまったのだ。

そこに居たワーカーたちもビーチ沿いを通って帰宅するしかなく
オートバイも海水でビチョビチョにしながら帰ったらしい。
他の住人たちも怖がって文句も言ってこなかったそうだ。

つい数ヶ月前にイギリス人が近所に引っ越してきたのですが
彼らだけがこの状況が飲み込めず
ヘリは自分の土地に囲いをつけただけなのに
閉鎖した道を見てヘリを極悪人のような目で見ていましたが
(まだ上の村の本性を知らないので良い金づるになっていて
 うちの悪口を吹きこまれている)
ヘリは私が手をつけられないほど憤慨していて
そういう態度のイギリス人も気に入らず
彼らの玄関にも柵をつけようとする始末。
(彼らの玄関前もうちの土地)

いや~・・・ヘリは怒ると怖いのだ:汗

とりあえず出航時間が来たので
ダイビングに行かせた。

こんな状況でガイドさせるのも少々気が引けたけど
変に陸に残すともっと大変なことになりそうで
私の体調が悪いと言う理由で
『ガイドよろしく。プロなんだから気持ちを切り替えなさい』
と言って送りだした。

出航の後、私がイギリス人と話すべきかと思ったけど
この件は自分が責任を持つと言ったヘリの言葉を信じて
何もせずにヘリの帰りを待った。

何も手に着かない位心配でした。


帰って来たヘリ君。
嫌に顔がすっきりしていた。

『1本潜ったら怒りが治まった。
 このまま怒ってても仕方がないから今日養殖場の社長と
 イギリス人、ワーカー、上の村人、両方の村の村長を呼んで
 今からミーティングすることにした。
 休息時間にもう集合はかけて皆の承諾も得た
 もうこれで決着をつけたい。許可してくれるよね』

よくここまで気持ちを切り替えて考えた
そしてこの行動力にはやはり頭が下がるなあ・・と感心しつつ
ミーティングの許可を出し
ゲストさんにも村人が来ることの承諾を得て
夕方ミーティングとなった。

数時間のミーティングの結果
ワーカーは皆に批難され・・・ヘリに謝り
ヘリはワーカーが謝った時点で元通り閉鎖を解くと約束した

上の道の住人はやはり25ジュタ(25万円)を払ってくれれば
皆を通すことに賛成すると言う
ただ、今までと違うのはサリダイブだけが25万円ではなく
下の住人5団体?で合わせて25万円
ならばまだ考える余地がある。
もちろんしっかり契約書を交わし2度と閉鎖しないようにする。
(字が読めないので契約書が有効かが・・・ちょっと心配かも:汗)
そして道の整備については村長さんが責任を持って
村の資金でやると言うことになった。

・・と言うことでなんとなく1件落着したらしい。
いや、25万円のことがまだ確定はしていないんだけど
とりあえず、普段の状況に戻りました。

昨日はムンジャンガン
今日はガワナベイでマクロダイビング。
ゲストさんのリクエストは・・
『マクロが見たいけど鼻くそみたいのはいらない』

・・・鼻くそって一体??



明日はラランの予定です。
by sari_dive | 2011-09-13 23:05 | Sariメーキング話 | Comments(0)