真面目に話し合ってみた
・・・・って何を?って感じですが
今日久しぶりにジムに行ったのです。
ゲストのいない時は結構筋肉君になっていたヘリ
この2カ月ですっかり筋肉が落ちてしまって本人はがっかり。
・・・で、
これからはダイビングの後にトレーニングしたいと言い出した。
私は前々からダイビングの後は駄目出しをしていましたが
自分の友達ガイドがダイビング後も行っていて大丈夫なのに
どうして駄目なの?と
今回は全然譲らない。
私が減圧症の話をしても全く理解不可能と言うか
理解したくない様子。
・・・で、ジムのオーナーもダイビングインストラクターなので
聞いてみれば?と言ってみた。
ジムの帰りにゲストとたむろっているオーナーに
ヘリがいきなり質問
『ダイビングの後のトレーニングって問題ないよね?』
(・・・最初から誘導質問)
実はこのジム。
この辺りではお金のある者=ダイブガイド
のゲストが大半であり・・この時も数人のガイドがたむろっていた。
商売の邪魔になっちゃいそうな雰囲気でちょっとドキドキ。
ガイド1
『ダイビングの後にトレーニングをすると汗と一緒に窒素が出るから良いと友達のイントラに教えてもらったことがある。 やった方がいいんじゃない?』
(・・・・マジ?汗)
ガイド2
『ダイビング後のトレーニングは減圧症になる可能性があるって聞いたことがあるけど、疲れてない時は自分は大丈夫だと思ってやってるよ』
(・・・ふんふん)
ガイド3
『ダイビングの後のトレーニングよりもダイビング前のトレーニングの方が危ないからやらない方がいいって聞いたことがある。』
(・・・・ほう?)
ガイド4
『コンピューター見て窒素が少なければいいんじゃない?』
皆さんとても自分勝手な感じ:苦笑
とりあえず
この皆さん全員に減圧症の講義をする義務感もなく・・・
ヘリ君にダイビング後のトレーニングをあきらめさせるのが
今の使命なので
これはどうしたものかと思っていたら
ジムのオーナーのイントラ君
前から良い奴だと思っていたが正直な答えが返ってきた
『良くないと言えば良くない。本人次第』
とのこと。
ヘリがどうして?と聞くと
『これは教科書にも載ってないことだけど多分・・・・
(ちょっと私の顔をうかがいながら)
体温が上がるとバブルが大きくなる可能性があるんじゃないかな?
運が悪いとベンズになるかもしれない。
でも、その人の体調やどのくらい潜ったかによっても可能性は変わるから
その人次第だと思う。』
いや、教科書に載ってるでしょと思いつつも
自分の商売抜きの答えに感心。
日本人だってこんなふうに商売抜きで答えられる人少ないと思う
そして続けた
『汗で窒素が抜けるのは嘘。おしっこがいっぱい出過ぎると
ベンズになる可能性が多くなるのと一緒で逆に良くない。
ダイビング前のトレーニングは・・・血管が広くなるから・・・
良くわからないけど。
とりあえず疲れてたらやらない方がいいと思うよ』
ゲストの意見にもしっかりNoと言っている。
さすがだ。
しかしヘリ君まだまだ食い下がる
『・・・ってことは疲れてなかったらやっても大丈夫ってことでしょ?』
(どこまでもおめでたい奴:怒)
『いや、可能性はあるから俺は大丈夫とは言わない』
すばらしい!
実際彼はイントラの更新を諸事情で止めてしまったので
今はダイブマスターなのだが
自分の商売抜きでこれだけのことを言えるなんて
なんと頼もしい元イントラ!:笑
最後に私が
『絶対大丈夫なんてないんだからね。
私はヘリにつぶれて欲しくないのでダイビング後は
トレーニングして欲しくない。
ま、本人次第だけど君がつぶれたらサリダイブは絶対なくなるよ』
と釘をさして話し合いは終了。
話した相手が『汗と一緒に窒素が出る』なんていう
イントラじゃなくて良かった:苦笑
ほんとにそんなイントラが居ることにびっくりですが
結構減圧症について良くわかってないイントラって
日本人にも沢山いそうですよね。
ダイビングは自己責任。
ゲストさんもイントラ任せのダイビングではなくて
自分で安全に潜れるような知識をスキルしっかり付けてくださいね。
特に海外。
本当にそんな奴らがいっぱいなのですから。
近頃すっかり頭が固くなってしまったヘリ君。
これから先どうやってレベルアップさせるべきか・・・
頭が痛いです。
これでも本人イントラ目指すって言ってます。
(言ってるだけで終わる気もしないでもない:汗)
まだまだ私が頑張らなくちゃ:苦笑
今日の夕方からゲストチェックイン
明日は・・・何処潜ろうかな???
by sari_dive
| 2011-09-09 10:52
| 面白インドネシア
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