2017年 03月 28日 ( 1 )

今日はニュピです。


ニュピ(Nyepi)とは、サカ歴の第10の月、サシー・カダソーの1日目に行われる行事で、この日は外出、労働、灯火の使用、殺生などが一切禁じられ、一日静かに瞑想し世の中の平和を神に祈る日です。

このニュピの前日は月が隠れるティルム(暗月)の日で、冥界のヤマ神が大掃除をするので、悪霊プト・カロが地界を追い出され地上に這い上がってくると言われています。各家庭では鍋釜を打ちならし、家に入り込んだ悪霊を追い出し、各村々ではオゴオゴと呼ばれる鬼の張りぼてを作り村を練り歩きます。


***バリ島.comより引用***



と言うことで

昨日の夜はこの村でも40以上のオゴオゴが練り歩きました。

デンパサールや都会よりも規模は小さいですがその分観光客でもゆっくり見ることが出来ます。

オゴオゴを見た後でゲスト様は近くの大きなリゾートへ移動

今日はリゾートに缶詰めになりますが都会よりは緩めの規制なので

一日リゾートを楽しんでいるはず:笑





では、昨日ゲスト様と見に行ったオゴオゴの一部をお見せしますね。



夕方5時から村の端から出発して焼き場の近くに到着するのは大体6時半

約1時間半オゴオゴを担いで歩いてくるのですが

数十メートルでもバイクで移動するインドネシア人にはかなりの重労働みたいです。





一番乗りで来たのはかわいいオゴオゴ



c0211615_11595083.jpg


ちびっ子たちのチビオゴオゴ


小学校の低学年ですね。きっと。

先生らしき人に付き添ってもらって最後まで元気に歩きました:笑







c0211615_12004611.jpg


焼き場近くのクライマックスを見ることが出来たのですが

皆ほぼトランス状態

悪魔の象徴であるオゴオゴを壊すまで振り回すので

ちょっと怖いくらいの迫力です。



c0211615_12011411.jpg


c0211615_12041939.jpg






なかなか凝ったオゴオゴ行列もありました


次の写真のグループはオゴオゴの前に悪魔の化粧をした

女性のバリダンサーが踊りながら歩いていました。


c0211615_12050940.jpg


こんな狭い人混みの中で花火は打ち上げちゃうし
とにかくやりたい放題と言うかもう夢中なんでしょうね。






c0211615_12052901.jpg


どのオゴオゴも担ぎ手がすごく若いです。

中学生や高校生がほとんどで時々大人が混じっている感じです。
どういった集団で作っているのかわかりませんが
インドネシアの若い力を感じます。



c0211615_12055415.jpg





若者が作るオゴオゴは現代のものもしっかり取り入れています

c0211615_12061396.jpg


悪魔がバイクに乗っているってことは
バイク事故を象徴しているのかな?




c0211615_12063976.jpg


クライマックスで力を使い果たして焼き場になかなかたどり着けないチームもいて
周りの人が助ける場面もありました。





最後に悪魔たちを焼き場に捨てたら終了です。




c0211615_12065683.jpg

皆、やり遂げた顔してますね。



このオゴオゴで大暴れして翌日のニュピで平静を取り戻すという感じでしょうか。





c0211615_12071589.jpg

燃えていくオゴオゴ

何カ月もかけてオゴオゴを作って燃やす


壊すために作るっていうのがなんだか日本人には良くわからない気もしますが

長い目で見たらそれがすべてなんだろうなあと
ちょっとセンチメンタルになっちゃった。



とっても気に入って大切に使わないでとっておいたものが
古くなって結局使えなくなっちゃうことが多い私
ちゃんと使って壊す方がよっぽど大切にしているってことなんじゃないかな・・なんて



昨日までずーと曇り空だったのに

オゴオゴ始まってからお天気回復で

ニュピの今日は朝からずーっと太陽ピカピカです。




今日は外に出ませんけどね。







[PR]